完成品の出荷と荷姿のヒント パイプ加工品等 医療器具や建設機器加工の石川工業

弊社の出荷状態の荷姿となります。

一概に出荷と言いましても様々あると思いますが、今回は弊社内での出荷主にパイプ加工品にスポットを当てて説明します。

まず出荷する際に使用する概要を確認します、コンテナ積みなのか、ポリ箱積みなのか、特別な荷姿(規格外仕様)なのか

その内容をまず把握しなければ、同然ですがトラックに積める積めないが分らなくなります。

また使用するトラックの容積(どれだけ積めるのか、重量は大丈夫なのか)を概算で考えます、また通常の通いコンテナや専用コンテナを

ベースに全て考えております。(何故なら、その方が効率よく積込ができ、荷量も把握し易いため)

 

弊社の最小単位は、1個からですのでその内容により荷姿も変えております。

当然ですが現品票も同様となります。

弊社の納品時の形態と現品票に関して

①1個の場合

 納品に関して、製品が傷つかない様に梱包し外側に現品票を貼付け。

 ※直接納品の場合は、1個を持参しその製品に紐等で現品票と結ぶ。

 

②複数個の場合

 製品が傷つかない様にまとめて束等にし梱包し外側に現品票を貼付け。

 ※直接納品の場合は、束にしてその束を結んである紐等に現品票を貼付け。

 

③ポリ箱単位の場合(SNPは基本、守る事が大前提です)

 製品を指定数量入れて、ポリ箱の側面に現品票を貼付け。

 ※直接納品の場合も同様です。

 

④コンテナ単位での場合(SNPは基本、守る事が大前提です)

 製品を指定数量入れて、コンテナの手前(折れる側)に現品票を貼付け。

 ※あくまでもお客様が使用する時に確認し易い場所に貼付ける事が重要です。

 あるあるですが・・・コンテナの背中側(折れ曲がらない側)に現品票を貼付けて、お客様が使用する時はどちら側から使用するのでしょうか。

   コレはダメという訳ではないですが、弊社では推奨しません。

 但し、お客様から次工程での使用内容や保管管理状態等にてあえコンテナの背中側に貼付けて欲しいと言う要望があった際はその限りではありません。

 

⑤規格外での納品の場合(コンテナ等のサイズが決まっていない製品や大きい長い物等の場合)

 製品が傷つかない様に梱包し、外側で誰が見ても分る(発見できる)場所に現品票を貼付け。

 ※お客様が探す手間や探す行為自体での時間のロスが出来るだけない状態にしたいので

 

現品票に関しての内容ですが、

まず自社名・製品名・数量・日付けは最低限の部分かと思います。

そこに加工者名や品番、または検査印等を入れる事もありますし、内容によっては製品写真を入れたりします。

お客様間での打合せや納品内容により現品票に記載する内容を決めたります。

(バーコード管理等をしているメーカーさんが多数かと思いますが弊社内ではまだまだ未熟ですので、そちらの管理は未だです。)

バーコードを印刷(お客様側)して納入する事は可能です、自社内でバーコードをつくる事が難しいと言う意味です。

特にご要望の無い場合は、弊社の現品票は至ってシンプルに自社名・製品名・数量・日付けのみとなります。

 

様々な荷姿と現品票の組合せにより出荷荷姿となります。

コンテナについては、2段済み(上下積み重ね)が出来るので出来るだけコンテナ形状にて納品をさせていただける様にお客様にお願いをしております。

重量に関しても1個の重量が重い製品ですと、積込みコンテナ数に余裕がある状態ですが重量にて積み込めないと言う事も場合によりありますので

都度都度の荷量や荷姿によって考えなくてはいけないのですが、非常に難しい事ではあります。

空でトラックを走らせても勿体ないし、積込できない数を用意してもダメだし、重量も過積載では走らせられないし、当然ですがその様な事がなるべくない様に荷姿や荷量、トラック便立て数を検討します。

 

出荷1つ、荷姿1つとっても大切なお客様へ納品する品物です。

我々が良く言う言葉に、弊社の門を出たらそこは既にお客様なんだと言う事です。

その意味としては、もう我々の手を離れて手出しが出来ない意味です。(仮にそこに不良品1個あったとしても、外す事が出来ない意味)

※良い意味でも悪い意味でも通用すると思っております。

(会社の看板を背負っている事を忘れている営業マンさんの運転をたまに見かけます・・・それも違った意味で門をでたら…門を出なくてもですが)

 

今回、弊社の出荷や荷姿内容を紹介しましたが、様々な荷姿の製品をどの様に運ぶのが一番、安全かつ品質が保持でき・・・それでいて1個でも多く運べるのかが肝であると考えます。

(その考え方は、多種多様ありますので正解はありません。)

 

なにか御座いましたら1本から対応ですので、ご一報を下記問い合せ先までご連絡の程、よろしくお願いし致します。
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